札幌中央区・蕎麦屋「志の家」更科蕎麦が絶品の老舗人気店！

空気の美味しいといわれる北海道。札幌には、美味しいお蕎麦屋さんがたくさんありますが、その中でも名店と名高いのが今回紹介する「志の家」。

蕎麦好きなら必ず辿り着く、札幌の中心部にある人気の蕎麦店です。

札幌中央区で蕎麦と言えば「志の家（しのや）」

地下鉄西11丁目駅を出て、市電の線路の方に歩くと札幌プリンスホテルの大きな建物が見えてきます。

コンビニのある角を右に曲がり徒歩2分、志の家の看板が見えてきます。風情のある店構えは敷居が高く感じてこちらも気を引き締めてしまいますが、中に入れば店員さんが暖かく迎えてくれるので初めての方でも安心。

美味しい手打ち蕎麦はもちろん、女将さんの気配りもきっと人気の秘密。

人気店なので行列が出来ている事もありますが、すぐに入店できるのも蕎麦の回転率の良さなのかも知れません。

卵焼きもおすすめでお酒を昼から楽しむのが蕎麦好きにはたまらないし、そういう人を見ていると雰囲気が増してきます。お酒好きにはそば焼き味噌とシンプルに塩辛が最高だと思います。

蕎麦が運ばれて来るの待ちきれなかったのは自分の口だったんだと、口に入れるとそれが分かり、笑顔になるこの一連の流れが行列店あるある。

志の家の美しい「更科そば」

この写真で、美味しさと繊細さが伝わってほしい。志の家の更科蕎麦。とにかく、一口食べれば納得のおいしさ。

天ぷらと蕎麦。至福の時間が広がります。

志の家の絶品「鴨せいろ」

札幌元祖の一軒とされる志の家の鴨せいろ。鴨のおいしさがそばに絡んで優勝のおいしさ。

香り高い「並粉せいろ」

ここ「志の家」は更科そばでプラス50円で並粉に変更する事ができます。並粉は更科そばと田舎そばの中間のそば。

札幌の蕎麦の一つのジャンル

もはや蕎麦食べに行くではなく「志の家」やっているかどうか？に

小上がり席から庭を見ながら食べるのも贅沢で良い風情ですが、接客とお客様さんの質が高いので、店内の蕎麦好きの常連さんが目に入る席なら、それはそれで良いのが「志の家」です。

そば焼き味噌を含んで、すぐに日本酒を飲む、板わさにビールの人もいる。

私の最後は辛口の汁に蕎麦湯を流し込んでそれが落ちて、満足感が逆流しこみ上げてきます。それぞれがシメに向かう過程は色々あります。毎回この物語のような演出をこのお蕎麦屋さんは長年やってこられたと思うと、もう蕎麦を食べに行くかどうかではなく、志の家は混んでるかなー？などとジャンル化しているほどの領域。

寿司も蕎麦も日本を代表する食べ物で訪日外国人にも人気があり、日本人の私も何だか誇らしく、粋に思えてくる。
蕎麦は食べ方も然りですが蕎麦の実を粗めに挽いた「粗挽き」殻の一番外側の黒い殻をとった抜きと呼ばれる実を石臼で挽く「石臼挽き」黒い殻を残した蕎麦の実を殻ごと挽く「田舎」と呼ばれる挽き方で味が変わると言います。
例えば蕎麦を食べたことの無い外国の方に、食べ方をレクチャーする場合、片手で蕎麦猪口を持って薬味の入れた汁に蕎麦を絡ませズルズルすする、これが当たり前だと思います。

しかし蕎麦通には蕎麦屋の粋な食べ方があります。
まずは蕎麦だけを食べてみて、薬味に関しては無理に使うことなく、味に変化をつける場合にのみ蕎麦にワサビを塗るようにまぶします。一口で啜れる量を嗜む「饂飩一尺、蕎麦八寸」と昔から言われ、大体約２１cm〜２４cmが適度な長さが最適とされています。一度は試してみたい食べ方ではあり、いい歳になると蕎麦屋に一人、日本酒とせいろ、一品料理にだし巻きなんか注文して過ごして粋を感じてみたいですね。

札幌の蕎麦屋「志の家」へのアクセス方法・店舗情報

札幌市中央区の蕎麦屋「志の家」へのアクセス方法や営業時間です。ホームページなどがないので最新情報はお電話にてご確認ください。

札幌の蕎麦屋「志の家」の地図・アクセス方法

札幌プリンスホテルを目指して歩いていきましょう！